2004年から2011年12月末までの倉庫ブログです。
by pontika
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バレンタインイブな話(仮題)
2009年 02月 12日 |
日曜の事件(笑)を思い出してたらネタになった、みたいな。
先にあやまっときますyyさんネタにしてごめんなさい!

ネタメモ
あらすじ
英が米に遊びにきました。
最近米には評判の英国喫茶ができたので英を案内しました。
↑に米英要素を混ぜ込んでお話にします。





「なかなかいい眺めだな。」

イギリスはそういって、ユニオンジャックの見える窓を見た。
いくら英国喫茶だからってこれはやり過ぎだと思う。
なんだって外装にイギリスの国旗なんて飾ってるんだい、領事館でもあるまいし。
その国旗が自国の、今俺の目の前にいる人は相当ご満悦のようだけど。
ほんとに自分大好きな人だ。

「君が見てるのは自分ちの国旗だけかい?この大きく流れる川と夜景の光に
感心したりはしないのかい?」

「川の周りが前来た時と一緒だ。まだ工事中なのか?
新しい地下鉄もう開通したんだろう。
薔薇も今は時期じゃないし。これの他に褒めるとこがあるのかよ?」

ああいえばこういう。
最後のスコーンをぱくっと口にして、満足そうに紅茶を飲みながらによによしている。
なんとか言う印象派の画家の名前のハーブティーだけど、なかなかこれも気にいったらしい。
絵画の味のする紅茶なんて正直意味がわからない。おいしいならいいか。


「褒めるとこなんていっぱいあるだろう?ここのスコーンは君の手作りよりはるかにおいしいし、ケーキも紅茶の種類も豊富なんだぞ!サンドイッチだって食べやすいサイズだしね!」

「おれの手作りよりは余計だ!・・・まぁ、悪くはないな、なかなか・・・」

その続きのセリフは聞こえなかったけれど、綺麗に平らげられた食器に満足して、
俺も紅茶を飲みほした。---ここにはコーヒーメニューは置いてないんだからだぞ。



夕方から居座って、もう2時間は経とうとしている。
陽射しの明るさが終わり、室内灯でほの暗くなろうとしていた―。




**********************************************

1階のテイクアウトコーナーでスコーンを買って、店をあとにした。
メレンゲやスコーンを選んでいる顔はうれしそうで、いつものツンデレもない。
地下鉄にのって帰路へと進んだ。楽しい一日ももうすぐ終わってしまうな。




「・・・・・・・・・あっ!!!!」


「ど、どうしたんだい!?いきなり大声出さないでよ!!」

背後で慌てふためいた声があがり、イギリスが立ちすくむ。
ぺたぺたと鞄や服を触ってあたふたとしている。

「なあ、もしかして俺、地下鉄にスコーン忘れたのかな・・・」

「えええ!?何他人事みたいに、って、忘れたの!?」

この人(国)ほんとに忘れ物大国だな。ほんの数分前だぞ!?
自分の発言に愕然とする姿を見つつもしかして近くで落としていないか見渡す。
雑踏にはそれらしきものはなかった。ということは―。

「・・・はぁ。俺も悪かったよ。君が忘れ物大好きなことを考慮して降りるときに確認しとけばよかった」

「忘れ物好きなわけじゃねぇ!国民性だ!あーもう、ほんとにないのかよ・・・」

「国民性ってことは認めるんだね。あー・・・今から地下鉄戻って探すにしても時間がないしもう誰かにもってかれてないだろうし・・・(ていうかめんどくさいし)そんな気落とさずにさ、残念だけど」

「これが落とさずにいられるか!つか残念ってなんだ残念って!俺は残念な人か!!」

「だってもう『残念です』としかいいようがないじゃないか。あきらめもかんじんだよ」

「うるせぇそれ以上残念っていうな!こうゆうときこそポジティブシンキングしてみろよ!!」



忘れ物大使のせいで今日一日比較的素直な会話ができていたのがいっぺんにいつもどおりなかんじなってしまった。まったく毎回なにかしらオチのつく人だ。
さすがに「残念」発言は酷かったなと思い、フォローの言葉をつないだら「お前のはフォローがフォローじゃない」とか言われるし。もとはと言えば忘れ物なんかするせいなんだぞ。

「もうすぐバレンタインだろ?贈ってあげるから14日まで我慢しなよ」

まだぐずぐず愚痴っているイギリスを見ながらそう云った。
赤いほっぺと涙目がこっちを見上げる。

「おれが言ってほしいのはそういうんじゃ、、あーもう、食べ物無駄にするなんてー!」

なおもぐだぐだ言いつのる。怒った眉が次第にさみしそうに下がってきて、なんだか本当に申し訳なくなってしまった。

「イギリス?」


「・・・・・・・・お前のとこで作ったスコーン、ほんとにおいしかったからさ、
帰ったらまた食べられるって、楽しみにしてたんだ・・・。」


せっかく大切に作られたものだったのに。
代わりなんていくらでも作れても、さっき買ったものはひとつしかないのに。


「無駄にしちまって、悪かった・・・・」


緑の瞳が潤む。
そんなもの、君いつも「自分のが一番おいしい」って言うじゃないか、とか
いつもはそんな素直なこと言わないじゃないか、とか、言えるはずもなかった。


今度はもっと、笑顔で素直にさせたい。
君がおいしいっていってくれたお菓子を持って、会いに行くよ。
イギリスの乗った飛行機を見上げながら、そう思った。


**********************************************



落ちてないかんじですが終わりです・・・・・。
なんだこれ恥ずかしいー!!
ちなみに英国喫茶は大阪にある某レトロなきっちゃてんです。
タイトルが思いつかない・・。
つか、食べ物ネタ以外にないのか私・・・。
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by pontika | 2009-02-12 00:57 |