2004年から2011年12月末までの倉庫ブログです。
by pontika
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風船の夢。
2009年 11月 30日 |
一応ワンクッション置いてからのほうがいい・・のかな。
米英二次創作です。

決して裏的なものを期待してはなりませぬ!!!

(念のため(笑))

いやただたんにそのままUPするのが恥ずかしくなっただけです。
内容にきゃっvはずかしぃ!という要素は皆無です。(残念なお知らせ)





一昔前の歌が流行っているらしい。

今もよく覚えているものも、聴いていたはずだけれどなじみがないものも、途切れなく流れてくる。
なつかしいなと思いながらストリートを歩く。落ち葉は真っ赤で、踏みしめる音がサクサクとおいしそうな音をたてる。冬の終わりもここぞとばかりにたくさんの雪が降るけれど、秋の終わりは終わりでこうして降りしきる。
 ふ、と歌が途切れ、けれど間を置かずに次のイントロが始まった。懐かしいと思うには鮮明過ぎる歌が流れだす。よく聴いた―そしてとてもよく歌った歌だった。いろんな場所で、いろんな時に歌っていた。
イギリスと一緒に歌っていた。
ダイニングで、草原で、港で別れる間際まで、買い物帰りの歩道で。
お休みの前。暖炉のそば。天気のいい日。天気の悪い日。歌いたくなった日。

歌そのものよりもその時の匂いや気持ちや見ていたものを思い出す。
笑っていた人。窓から見た鳥の群れ。(歌に夢中で)吹きこぼれたシチュー鍋。
ふわふわして、風船みたいに舞い上がって、いつまでもそのままだと思っていたかった日々。
いつかは終わりだとわかってた痛かった日々。

最後にこの歌を歌ったのはいつだったかも覚えている。
どうしてだか、彼とこの歌を歌うのはこれが最後だと思っていた。その頃はまだあの戦いの片鱗も現れてはいなかったはずなのに。どうしてだか、「終わりが始まる」と思った。

とてもとても優しい歌。いつまでもいっしょだと歌っていたのに。

風船の夢が終わりを告げる前の、最後の歌だった。
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by pontika | 2009-11-30 21:23 |