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純情テロリスト(「ロマンチカ5巻」に収録)感想
2005年 05月 08日 |
-やってきたのは テロリスト-

 中村春菊さんはタイトルのつけ方が上手ですね。今回のお話の忍くんはまさに、宮城教授にとっての「テロリスト」17歳も歳が離れていてしかも同性で、それでも「運命」だと言い切る姿に「若いっていいな・・・」とか年よりじみたことを考えてしまいました(おいおい・・・)

 ただひたすら自分の想いに一直線で、それが宮城の古傷をえぐってることに気づかないでしまいには本気で宮城を怒らせてしまう忍。「好きだから」の気持ちだけで行動できる子供に昔の自分が重ねて見える宮城。対照的なようでいて似ている(似ていた)二人。

 普段ヒロさんにちょっかいかけてふざけてばっかりの教授が、こんな辛い過去の恋を背負っていたなんて・・・と、吃驚でした。本気で好きになって、本気で傷ついたからこそ、今の「関心をもとうとしない」大人になってしまった・・・なんとも切ないです。

春菊さんの作品は、昔のものはラストがアンハッピーなものが多いらしいと聞いたのですが、最近は過去に辛い想いをしているものが多いような気がします。美咲にしろウサギさんにしろ野分にしろ。痛い思い出を心に抱えつつも前を向いて歩いている今のお話が好きです。



ラストの「お前を好きになってみたいと思った」 が示すとおり、この二人はまだ「恋愛」の段階には入ってないのですよね。不思議な関係だ・・・。まだ何も始まってない、いや、始まりが始まった、というところで終わってるお話はあまり読んだことがないので新鮮でした。(あ、でもまだ雑誌では続くらしいですね。その後どうなるんだろう・・)


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by pontika | 2005-05-08 16:34 |