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2004年から2011年12月末までの倉庫ブログです。
by pontika
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エミリー。
2007年 05月 11日 |
エミリー〈上〉
モンゴメリ / / 偕成社
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エミリーの求めるもの
モンゴメリ / / 新潮社
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読んだのは文庫版ですが検索で出てくるのは単行本の方でした↑
新潮文庫から3冊でています。文庫は↑の絵ではないです。
アニメ化を記念してリニューアルしたのかな。

元気いっぱいのニュームーンでの暮らし。子供時代>可愛いエミリー

作家になる夢の坂道を登り続ける学生時代。>エミリーはのぼる

波乱の恋と執筆活動の果て>エミリーのもとめるもの


偕成社から上中下巻と3冊出ているシリーズは「可愛いエミリー」の内容を
3冊に分けたものっぽいです。本屋でざっと見てきました。
小学生向けには「可愛いエミリー」でいいのかな。
でももっと大きくなったら最後まで読んでほしいなと思ったり。
いや高学年くらいだったら最後まで読んでも面白いかも。
だんだん心理模様も人間関係もどろどろしてきますがそこが面白くて
続きが読みたくなるんですよ~。友人も片想いの相手も親戚とのいざこざも。

アニメはどこまでやるんだろうなー。3冊分作ってくれたら嬉しい・・
でも26話じゃ子供時代までかな;
3冊分だったら宮田さんの声の幅を生かした演技を堪能できるのにー!
大人になったテディが聴きたいです・・・!
生意気な大人になっちゃって吃驚の、あの彼を(笑)
子供のときはあんなに素直で可愛い子だったのに・・・(笑)

イルゼの自由さも好き。結婚式直前に飛び出してったシーンが
アニメでも観たいー!最後まで何が起こるかわからないー!

モンゴメリの作品は「ストーリー・ガール」や「赤毛のアン」も読みましたが
どれも「最初にピン!ときた相手」と結ばれている気がします。
キライだけど気になる相手とか(アンとピーターみたいな)
もう何十年もの誤解とすれ違いを経て真実を知る、とか。
お互いの相手と結ばれるまで、誤解が解けるまでが長くて色々あって
もうこのまま終わってしまうんじゃないか、終わってしまった、と思った頃に
奇跡が起こる。ハッピーエンドがモットー?

モンゴメリの自伝とモンゴメリ自身に近い「エミリー」は、
「アン」のような人気は出ないと思うけど、
内面描写により引き込まれるのは「エミリー」だと思う。
何かをかきたいと思う気持ちがリアルで、
物語の登場人物というよりは本当に「モンゴメリ自身」を投影しているよう。

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ちなみにアニメの「赤毛のアン」は、和彦さんが出てますv
(ピーター役) 

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本日も、いらしてくださった方拍手くださった方、ありがとうございました!
by pontika | 2007-05-11 22:52 |